こんにちは。
今回はお盆に家族で帰省した時に起きた事故について話ししたいと思います。
子供のアレルギーに関することなので最後まで読んでもらえると幸いです。
宮城県の仙台市にある祖父のお墓まいりをするために母と妹と妹の子供になる小学校一年生になる子供と一緒に帰省をすることにしました。
帰省の時に母から「せっかくだから温泉宿に泊まろうよ」と提案があったので私が予約を引き受けて仙台の秋保温泉というところに宿を取りました。
秋保温泉は仙台駅から車で30分ほどでいける場所にある人気の温泉街で以前にも何回か利用したことがあるんです。
今回予約した宿は初めて利用する旅館で大きな庭園があり、温泉も気持ち良さそうだったので期待していました。
”食事に関しては注意して”
予約に際して妹の子供にはアレルギーがあるので食事のことで旅館の人にアレルギーに考慮したものにしてほしいとお願いをして起きました。
最近ではアレルギーの子供のためにアレルギーに配慮した食事を出してくれるところも多いのでだいたいの旅館は了承してくれます。
妹の子供は以前からアレルギーがあり、小麦粉、卵、乳製品など食せないものが色々とあったので食事に関しては辛い思いをさせてしまっている部分もあったのですが最近では少しづつではありますが食べれるものも増えてきていました。
予約を完了していざ宿泊当日になって宿に到着すると丁寧な接客で最初は好印象でした。
温泉に入り妹の子供も喜んでいて楽しい旅行になるなと思ってそのまま夕食を食べに夕食会場に向かうときちんとアレルギーの子供に配慮した食事が並べられていました。
それを見て安心して食事を始め、一通りの料理を食べ終わってデザートがくるタイミングで事故は起こりました。
給餌を担当したスタッフのミスで子供のデザートがアレルギーに配慮したものではなく普通のデザートがきてしまっていたんです。
”気づくのが遅れてしまった”
隣で食事をしていた私が運ばれていた料理に一瞬の違和感を感じました。
明らかに卵が使用されたプリンらしき物があり、他にもケーキがあって本当にアレルギー対応なのかな?と疑問を持ったのですが子供は気にせずにプリンらしき物を3口ほど食べて不思議そうな顔をしました。
そのタイミングで私が「それ1口食べて見てもいい?」と子供が食べていたプリンを手に取り食べてみると明らかに普通のプリンだったのです。
そのことを母に伝えすぐに給仕に問い詰めると「アレルギー用のデザートは準備があったのですが間違えてしまいました。」と回答がありこれに母も妹も大激怒。
当たり前です。
アレルギーの子供にアレルギー性の食材を食べさせるということは1歩間違えれば死に直結するような大きな事故になる可能性があったからです。
幸い妹の子供はすぐに部屋に戻り薬を飲んで安静にしていましたがアレルギーのショック症状は出なかったので安心しました。
旅館の対応は次の日の朝に朝食会場で責任者が謝罪をしにきましたが、アレルギーに対する認識をスタッフが軽視しているような気がしてとても残念な気持ちになりました。
今回のように事前に通達していたにも関わらずスタッフのミスで子供が危険に晒されて楽しいはずの旅行が最悪に気分になってしまうなんてことは今後起きて欲しくありません。
今後はアレルギーに対する認識を改めて命に関わることなのでもっと注意してほしいと思います。