日本最強を決めるあったはずの歴史を覆す大決戦の幕が上がる!
コミックDAYSで連載中の漫画『テンカイチ』
今回はテンカイチに参加している最強の武芸者達を紹介します。
あらすじ
戦国の世を制した魔王と呼ばれし天下人の織田信長。
自身の死期を悟り、次の天下人を決めるために最強の武芸者を集めた武闘大会の開催を宣言した。
優勝した武芸者の後見人が次の天下人になるということで家臣たちは持てる人脈を駆使して日本中から最強の呼び声が高い武芸者を集める。
そうして集まった武芸者達による勝ち抜きトーナメント「テンカイチ」が開幕する。
最強の槍:本多忠勝
大小合わせて57回の合戦で一度も傷を負ったことがないという逸話を持つ。
愛槍の『蜻蛉切』は天下3名槍の一本で通常の槍(約4.5m)に対して約6mの長さを誇ったという。
後援者の徳川家康と熱い信頼関係で結ばれており、徳川家康を天下人にするために参戦する。
天才剣士:宮本武蔵
誰もが認める日本最強の剣士である宮本武蔵は作中ではまだ発展途上で戦いを通して成長していく。
二刀流の流派である二天一流の開祖である宮本武蔵が後に書き留めた「五輪書」は武の聖典となっている。
作中では苦戦しつつも相手の動きを見切る洞察力や脅威的な身体能力とセンスを発揮して才能を開花させていく。
盲目の剣士:富田勢源
中条流(富田流)の小太刀の使い手で目を患って尚、恐れられている剣術家。
作中では盲目とは思えない動きを見せており、視力以外の全ての感覚をフル活用して相手に斬りつけていく。
風魔忍軍頭領:風魔小太郎
北条氏に仕えたとされる風魔忍軍の頭領で実際には男性だが作中では女性で描かれている。
忍術らしい戦法はあまり出てこないが、特徴的なのが肉体を駆使して戦う格闘術と風魔忍軍伝来の風魔手裏剣を使って戦うシーンだ。
女性とは思えぬマッチョで破壊的な姿は最強の忍者と呼ぶに相応しい。
剣術無双:柳生宗矩
父である剣聖【柳生石舟斎】にも勝ると評される剣術の天才。
柳生新陰流を将軍家御流儀として確立させ徳川家光の兵法指南役であった。
作中での宗矩は温和に見えるが殺陣衝動に駆られるほどに人を斬ることに執着する部分があり、親友の沢庵に注意されている。
異国からの刺客:アダムウィリアムズ
詳細な情報があまりない謎の外国人。
イギリス人で戦闘スタイルはナイフを使った近接戦。
船の上など足場が不安定な場所でも抜群のバランス感覚を見せて対戦相手を翻弄して見せる場面もあった。
武神:上泉伊勢守
新陰流の開祖で宗矩の師にもあたる偉大な人物。
作中ではほぼ寝ているが、凡百の武芸者ならば寝たままでも勝てると言わしめるほどで剣の境地である天覚ノ門に足を踏み入れた唯一の人物でもある。
神の肉体:日野長光
織田信長の側近で力の現人神と言われる最強の力士。
神から与えられしその肉体は刀で切れず、その肉体から繰り出される一撃は大地を割り、真空の刃でさえも作り出してしまう。
感情のないサイボーグ:佐々木小次郎
宮本武蔵の最強のライバルとして描かれるのが佐々木小次郎です。
今作では感情を無くしたサイボーグ剣士みたいな感じで描かれていますが、サイボーグのように正確な斬撃と相手の戦力を的確に分析してそれに合わせて戦う戦法はかなり強いです。
隠れない忍び:服部半蔵
服部半蔵といえば日本一有名な忍びで色々な漫画に登場します。
徳川家に武士として雇ってもらっている通称、隠れない忍びですが、今作では忍術、槍術、騙し討ちなどなんでもありの忍び戦法で臨みます。
戦闘シーンでは風魔よりも明らか忍術を使って自分らしい戦闘で相手を追い詰めていきます。
薩摩の剣豪:東郷重位
二の太刀いらずと言われる、初太刀に全てをかけ切り付ける先手必勝の剣を掲げる示現流の流祖が東郷重位です。
薩摩男子ならではの豪快さを醸し出していて、蜻蛉と言われる独特の構えが特徴です。
謎の外国人:弥助
史実によればイタリア巡察師ヴァリニャーノが来日の際に連れてきた使用人であり、信長に気に入られてそのまま家来になることになった。
アフリカ出身で肌が黒く、武術の心えもあると記載されており、テンカイチではングニ流棒術とあるのでインド系の武術を使う可能性が高い。
最強の槍使い:宝蔵院胤舜
十文字槍を使う槍術である宝蔵院流槍術をしである宝蔵院胤栄が作り、それを天才である胤舜が受け継いだ。
殺生とは無縁そうな坊主の繰り出す槍術とは如何なるものなのか!?
居合の始祖:林崎甚助
神夢想林崎流の林崎甚助は居合(抜刀術)の始祖と言われている。
テンカイチで胤舜と対戦するが、神速の抜刀術は槍術の天才に届くのか!?
一刀流開祖:伊藤一刀斎
江戸時代に隆盛した一刀流剣術の開祖で佐々木小次郎の師である鐘捲自斎から剣を学んでいる。
テンカイチでは師である鐘捲自斎に引導をわたしており、自身で学んだ剣術をさらに昇華して一刀流を作った。
謎の剣士:小笠原長治
真新陰流剣術の開祖で幻の技「八寸の延金」を編み出したとされる。
八寸の延金は腐敗の技とされるが後世では失伝してしまう。