ご紹介するのは映画で実写化もされた漫画「ヲタクに恋は難しい」です。
ジャンルとしては女性漫画というくくりになっていますが、男性の私の視点から見てもおもしろかったです。
リアルとコメディの混ざり具合がいい感じで本編のストーリーも読み始めたら続きが気になると思います。
あらすじ

普通の一般企業に勤めながらヲタクを隠して生活している腐女子の「桃瀬成海」と同じ会社に務める成海の幼馴染で重度のゲームヲタクな「二藤宏嵩」とのコスプレ、ゲーム、アニメ、漫画、同人誌即などヲタクというワードに合うトピック満載の恋愛ラブコメディです。
実写映画(桃瀬成海編)

桃瀬成海は漫画では表情がかなり豊かでリアクションがよく顔芸か!ってくらいのおもしろさがあるので実写化でどこまで寄せれてるのかなと思っていました。
キャラクターの全体のイメージとしては高畑充希で納得できるんですけど、やはり桃瀬成海は漫画の方が圧倒的に表情やリアクションやセリフが面白いとおもいます。
実写映画(二藤宏嵩編)
二藤宏嵩は長身・イケメン・メガネという高スペックながらも廃人クラスのゲームヲタクでかなり不愛想といキャラクターです。
実写化の場合は漫画ほどクールな感じは感じられずどこか親しみ感が出ていましたね。
漫画ではほとんど笑わないキャラクターなので演じるときは、ほぼ真顔でいけるということで顔芸主体の桃瀬成海はよりは演じやすそうな気がします。
あと原作ではめっちゃタバコ吸ってるんだけど実写化ではほぼ吸ってないし、逆に実写化でコミカルな表情をするとまたイメージが違うという、、、、
映画実写(樺倉太郎編)
樺倉も漫画の主要なキャラクターの1人で桃瀬や二藤の頼れる先輩というポジションです。
顔が怖いけど仕事ではリーダーシップを発揮する頼れる存在で上司からの信頼も厚く、しかも怖い顔なのに実は少女漫画が好きというギャップ萌えな存在です。
実写化では斎藤工が演じていますがこれに関しては登場シーンも少ないせいか原作との設定を忠実にしているわけではなさそうですね。
漫画が好きなシーンはなかったし、個人的に好きなキャラクターだったのでこれは完全に原作の勝利って感じですね。
映画との比較(小柳花子編)

小柳花子も同じ会社で働く桃瀬と二藤の先輩社員です。
スッとしたスタイルでメガネ美人ですが、実は熟練のコスプレイヤーで衣装も自作するという徹底ぶりで成海とは腐女子仲間として意気投合しています。
実写では菜々緒が演じていますがキャラクター的には合ってると思います。
コスプレイヤーである一面も出て来ますが、映画での出演時間が後半の方でしかもあまり長くはないので批評しづらいですね。
でも原作の桃瀬と小柳の掛け合いというのが面白くて好きなので実写化でそれが見れないのは残念でした。
感想
実写化には原作では登場しないキャラクターも出ていてその部分は新鮮味があるかもしれないですが、樺倉や小柳が最初から桃瀬や二藤と知り合いではないという設定で始まっているので原作のような掛け合いがないのは残念です。
実写化ではミュージカル調の歌や踊りが出てきて歌も高畑充希と山崎賢人が歌っているのでそこはちょっと注目ポイントなのかな。
原作